インターネット回線はどうやって選ぶのが正解?状況別の選び方を解説

インターネット回線はどうやって選ぶのが正解?状況別の選び方を解説

快適なインターネット回線は、今や現代を生きる上で必須とも言え、私たちの生活にとって欠かせない存在です。

私たちの手のひらに収まるスマホに始まり、タブレットやパソコン、さらには各種電子機器など、生活の中でインターネットを求める機会は年々増えてきており、この流れは今後も加速度的に続いていくことでしょう。

そうなると、当然「どんなインターネット回線を使えば良いのか」について迷う人が出てきてしまいます。

一昔前まではNTTの光回線やフレッツ光などの選択肢しかありませんでした。

現在は他にもたくさんの選択肢があるので、自分に最適なインターネット回線がどれなのか、迷ってしまうのはある意味で当然のことだと言えるでしょう。

そこで、それぞれに合わせた、最適なインターネット回線の選び方について解説をしています。

  • インターネット回線の4つの候補とその特徴
  • パターン別のおすすめのインターネット回線

この2つの点について丁寧に、詳しく解説していますので、皆さんのインターネット回線選びの参考になれば幸いです。

インターネット回線選びの正解は人それぞれ

スマホで回線を困っている人

まず始めに、インターネット回線選びで非常に重要なことをお伝えさせていただきます。

「インターネット回線の正解は人それぞれ」

これがインターネット回線選びにおける、1つの答えです。

各回線によって特徴は異なる

「人それぞれ」だとお伝えした理由には色々とありますが、やはり各回線によって特徴が大きく変わってくることが、一番の理由になってくるでしょう。

つまり、インターネット回線選びで失敗しないためには、「各回線の特徴」について理解していなければいけないということです。

というわけで、まずは「4つのインターネット回線の特徴」について確認していきましょう。

4つのインターネット回線の特徴

ここで扱う4つのインターネット回線とは、以下の通りになります。

  1. 光回線
  2. WiMAX
  3. モバイルWi-Fi
  4. テザリング

どれも皆さんの有力な選択肢になる可能性を秘めているので、順番に確認していきましょう。

光回線

まずは光回線からですが、これはインターネット回線で最もメジャーな存在ではないでしょうか?

光回線の特徴をまとめてみると、以下のようになります。

速度
極めて速い。日常生活はもちろん、仕事からゲームまで何でも対応可能。
安定性
極めて高い。緻密な安定性を求められるオンラインゲームも満足にプレイ可能。
容量
実質無制限。どれだけ使っても制限されることはない。
料金
高い。プロバイダ選びで大きく変わってくる。

光回線のメリット

光回線の特筆すべき特徴が、やはり「通信速度の速さ」です。

地球上で最も速い「光」という形に情報を変換し、それを光ファイバーと呼ばれるケーブル内を通すことで通信を可能にしており、ここに起因して、

  • 安定性の高さ
  • 容量の大きさ

こういった特徴が実現されています。

したがって、極めて緻密で安定性が求められるオンラインゲームにおいても、光回線からの有線接続なら十分に対応可能です。

さらにどれだけ使用しても速度制限がないため、ストレスフリーでインターネット環境を楽しみたいならやはり光回線一択です。

一般的には「光回線が引ける環境なら、何も考えず光回線を契約した方が良い」と言われるほどであり、インターネット回線のファーストチョイスとしてこの光回線をおすすめしたいです。

光回線のデメリット

さて、光回線の特徴について解説してきましたが、唯一にして最大のネックが「開設までのハードルの高さ」ではないでしょうか?

先述のように、光回線では「光ファイバー」と呼ばれる物理的なケーブルを自宅に引き込まなければいけないので、それに伴って業者を呼んで工事を行ってもらう必要が出てきます。

そしてこの工事も、立ち合いが必要だったり、あるいはマンションなど集合住宅の場合だと工事自体がOKなのか確認しなければいけなかったりと、とにかく「スタートするまでの障害が多い」のがデメリットとなってきます。

また、料金的な部分も懸念すべきポイントの1つで、相場としては5,000円〜7,000円程度かかってきますから、

  • 動画視聴しかしない
  • LINE・SNSがメイン
  • 回線の安定性は気にしない

このようなパターンでは、必ずしも光回線が正解だとは言えません。

ここから2,000円〜4,000円程度安くなる、他の選択肢の方が合っている方も当然いると思います。

また、各社ユーザーを取り込むために、工事費無料や1年目〇〇円といった割引サービスを実施していますが、これが複雑で分かりにくいと感じる方も少なくないでしょう。

光回線は契約してしまえば極めて快適にインターネット生活を楽しむことができますが、そこに至る前の諸々のハードルの高さが最大のネックだと認識しておいてください。

WiMAX

続いて解説していくのが、「WiMAX」というインターネット回線です。

WiMAXの読みは「ワイマックス」で、いわゆる格安スマホブランドのUQコミュニケーションズが運営していますが、実質的な運営元はau(KDDI)となっています。

したがって、スマホの契約がauの場合には、利用料金から500〜1,000円の割引が入る特典などを実施しています。

このWiMAXの特徴は以下の通りです。

速度
十分速い。日常生活を送る上では問題は発生しない。
安定性
地域によってまちまち。都市部では安定するが、地方ではそもそも対応していない場所も。
容量
速度制限あり。日常的にインターネットを頻繁に使うなら、ストレスに感じる。
料金
月額3,000円〜。契約先によって大きく変わってくるので、注意が必要。

WiMAXのメリット

そもそもWiMAXは、各地域に基地局を設置して、そこから無線で飛ばすことによってインターネット環境を構築するタイプのインターネット回線なので、物理的な回線を繋ぐ光回線とは本質的に特徴が異なってきます。

にも関わらず、「下り最大440Mbps」という十分すぎる速度が出る点が、WiMAXの最大の魅力だと言って差し支えないでしょう。

あくまで理論上の話ですが、4K動画の視聴に必要な速度が「45Mbps」ですから、インターネットに多大な負荷をかける作業をWiMAXで行っても全く問題がないことになります。

また、物理的回線を繋ぐ必要がありませんから、工事不要で契約して端末さえ手に入れれば、すぐに利用できるのもメリットの1つです。

インターネット経由での契約ではなく、実店舗での契約ならば、ものの1時間ほどで利用できるようになるので、この即時性は光回線では絶対に実現できない強みだと言えます。

加えて、料金面がリーズナブルな点も見逃せない強みです。

先述のように、光回線では月額5,000円〜7,000円程度してしまうことが一般的なのですが、WiMAXに関しては上手に利用すれば月額3,000円程度から利用することが可能なので、大幅な節約が可能です。

プロバイダによってコストが大きく変わってくるので、

  • キャッシュバック
  • 月額料金から割引
  • 端末代金無料

以上のようなキャンペーンや割引を行なっているプロバイダを選ぶと良いです。

「光回線ほどの本格的な回線はいらないから、もう少し安く回線を用意したいな」という方にこそ、WiMAXはおすすめできると言えます。

WiMAXのデメリット

続いてWiMAXのデメリットですが、まずはやはり安定性の部分に言及しないわけにはいきません。

メリットの部分でお話ししたように、WiMAXは物理的ケーブルなしで非常に高速なインターネット環境を構築できるのが強みなのですが、これはあくまで理論上の話です。

確かに、十分な速度を実現している点はメリットでありつつも、インターネットそのものの安定性が低いのが極めて大きなデメリットとしてあげられます。

WiMAX環境が整っている人口が多い都市部では十分な安定性を有していますが、地方になればなるほど安定性が落ちてしまい、中にはWiMAXの対応外となっている地域もあります。

したがって、基地局の整備が終わっておらず、「そもそもWiMAXが利用できない」という方もいる点は、しっかりと覚えておきましょう。

また、「容量」面に関して、光回線では上限なしで無限にインターネットを使用できる点をお伝えしましたが、WiMAXでは「3日で10GB」という制限が存在しており、これを超過してしまうと「翌日の18時〜深夜2時」の時間帯で、1Mbpsの速度まで落とされてしまいます。

この点をネックに感じる方が多く、結局光回線を契約する方が非常に多いです。

一方で、このWiMAXの速度制限の「1Mbps」は、決して致命的なほど遅いというわけでもありません。

この程度の速度があれば、YouTubeの動画なら標準画質で視聴できる程度の回線強度ではあるので、言われているほどのデメリットに感じない方も多いと思います。

いずれにせよ、光回線以外のインターネット回線を使用すると、大抵の場合で「速度制限」を念頭に置いて使用しなければいけなくなるため、この点を嫌うのであれば光回線一択にはなってしまいます。
この点は覚えておきましょう。

モバイルWi-Fi

WiMAXと混同されがちなのが、「モバイルWi-Fi」と呼ばれているインターネット回線サービスになります。

どちらも「持ち運びできるWi-Fi」という点では共通しているのですが、

  • WiMAX:独自の基地局を使用
  • モバイルWi-Fi:3大キャリアの回線を使用

厳密に言えば、WiMAXはUQ(実質的にはKDDI)が設置している独自の基地局から、「自前のインターネット回線」を無線という形で飛ばしているわけですが、モバイルWi-Fiはdocomo・au・SoftBankが使用している基地局の回線を使用しています。

したがって、当然モバイルWi-Fiにも色々なサービスが存在している中で、実はどこのサービスを選んでも、使用する回線自体は3大キャリアのいずれかになる点は覚えておきましょう。

少々前置きが長くなりましたが、モバイルWi-Fiの特徴は以下の通りです。

速度
標準的。スマホやタブレットしか使用しないなら、問題は生じにくい。
安定性
概ね良好。
容量
速度制限あり。日常的にインターネットを頻繁に使うなら、ストレスに感じる。
料金
月額2,500円〜。契約先によって大きく変わってくるので、注意が必要。
モバイルWi-Fiのメリット

ではまず、モバイルWi-Fiのメリットからお話しさせていただきます。

基本的には全体的にWiMAXと似ていますが、

  • 速度:WiMAXよりも遅い
  • 安定性:WiMAXよりも高い

このように考えてもらえればより分かりやすいと思います。

どうして安定性が高いのかというと、こちらは先述のモバイルWi-Fiの特徴である「3大キャリアの回線を使用している」という特徴が絡んできます。

というのも、3大キャリアの回線網は、もはや「日本の血液」と言っていいほど国民にとって欠かせないものとなっています。

3大キャリアの回線カバー率は、人が住んでいない場所を除けばほぼ100%となっており、モバイルWi-Fiはそんな回線を使用しているわけですから、安定して接続できるという特徴を有しているというわけです。

また、料金面のメリットも見逃せません。

光回線と比較すると最大半額以上の金額で使用できるわけですから、この点を魅力に感じる方は非常に多いでしょう。

後述するデメリットの部分が許容できるなら、モバイルWi-Fiの契約も選択肢に入れてみることを推奨します。

モバイルWi-Fiのデメリット

続いてモバイルWi-Fiのデメリットですが、まずは速度面のデメリットがあげられます。

サービスによって多少の違いはありますが、モバイルWi-Fiの一般的なインターネット速度は「150Mbps」であり、

  • 光回線の7分の1
  • WiMAXの3分の1

あくまでおおよそですが、他の主要回線との差はこの程度まで開いてしまいます。

したがって、日常的に回線容量を大幅に使用する作業をする方にとっては、物足りなさを感じることになってしまうかもしれません。

一方で、モバイルWi-Fiを利用するユーザーにとっては、「150Mpbsの速度があれば、ストレスを感じることは一切ない」ということもまた事実です。

繰り返しにはなりますが、極めて多くの情報量を持つ4K動画の視聴で必要なインターネット速度は45Mpbs程度になるので、

  • LINE
  • SNS
  • YouTube

こういったアプリのデイリーユース目的での回線を探しているなら、モバイルWi-Fiで十分だという見方も可能です。

この辺りはそれぞれの考え方、ライフスタイルによって大きく変わってくるので、自分にとって何が最適なのか、よく考えてみましょう。

また、容量に関してですが、こちらは選ぶサービスやプランによって大きく変わってきます。

「使い放題」を実施しているサービスもありますし、月に数GBとしているサービス・プランも存在しているので、柔軟に選べる点はメリットだと言えるでしょう。

テザリング

最後に取り上げるインターネット回線が「テザリング」です。

テザリングとは、契約しているスマホからインターネット回線・Wi-Fiを飛ばすことで、他の端末をインターネットに繋ぐことを意味するものであり、「スマホ自身をWi-Fiルータにする」というイメージを持っていただければ分かりやすいかと思います。

そんなテザリングの特徴については、以下の通りです。

速度
標準的。スマホやタブレットしか使用しないなら、問題は生じにくい。
安定性
概ね良好。
容量
スマホの契約プランによる。
料金
キャリア・プランによってまちまち。モバイルWi-Fiを契約する方が安くなることが多い。

それぞれのメリット・デメリットについて、詳細に確認していきましょう。

テザリングのメリット

まずはテザリングのメリットですが、概ねモバイルWi-Fiと同じだと考えてください。

というのも、テザリングとモバイルWi-Fiは名前こそ違いますが、両者の中身は全く同一だからです。

テザリングは、契約している大手キャリアの回線をスマホ自身が飛ばすことでインターネット回線を作り出すものですが、モバイルWi-Fiも使用している回線自体は大手キャリアのものであり、それを飛ばすことでインターネット回線を構築していますから、やってることに違いは全くありません。

テザリングのデメリット

続いてテザリングのデメリットですが、やはり容量面が一番のネックでしょうか。

インターネット回線は容量を気にせず使いたいというニーズが強い傾向にあるので、この点をネックに感じる方は多いはずです。

では、3大キャリアでどの程度の容量を使用できるのか、確認しておきましょう。

キャリア プラン名 容量 月額料金
docomo ギガホ 30GB/月 4,378円(税込)
au auデータMAXプラン 30GB/月 6,578円(税込)
SoftBank ウルトラギガモンスター+ 50GB/月 3,828円(税込)

※2020年11日現在。月額料金は契約初月の料金

ご覧のように、テザリングの容量は各社30GB〜となっていますが、上記表だとauだけ明らかに割高になっていることが分かると思います。

これにはカラクリがありまして、auの「auデータMAXプラン」というのは、本来なら「無制限」に使用できるプランです。

しかし、テザリングに関しては30GB/月という制限が用意されているので、このような表記になっています。

そして、この30GB/月〜という容量が実際のところどうなのかですが、これはライフスタイルによるとしか言えません。

例えば、DAZNなどのストリーミングサービスにて、一試合およそ2時間のサッカーの試合を高画質で視聴すると、これだけで10GB弱の容量を食うことになります。

こういったライフスタイルをしている方にとっては、30GBという容量はあまりにも少なすぎます。

一方で、「毎日数十分程度のYouTube視聴しかしない」という場合なら、30GBでも事足りる可能性は高いです。

自分の生活でどの程度の容量を使用しているのか、一度詳しく調べてみるのも良いかもしれません。

ニーズや使い方によって最適な回線は変わる

さて、以上が各インターネット回線の特徴、メリット・デメリットになりますが、いかがでしたか?

今まで漠然としか分からなかった各回線の特徴が、これでかなり理解できたのではないかなと思います。

また、皆さんが思っている以上に、各回線で強み・弱みがハッキリしていることも浮き彫りになりました。

「向き・不向き」という表現の方がしっくりくるかもしれませんが、大切なのは「自分に合ったインターネット回線を選ぶ」ということです。

自分に合ったインターネット回線を選ぼう

例えば、一人暮らしで普段ほとんどインターネットを使用しないのに、高額な料金を毎月支払う光回線を契約するのは「無駄遣い」ですし、逆に高品質なインターネット環境がないと生活が成り立たないライフスタイルをお持ちの方が、モバイルWi-Fiを契約してしまうと間違いなくストレスを感じるはずです。

インターネットの利用はまさに十人十色の世界なので、「どの回線がおすすめか」という視点ではなく、「自分にとってはどの回線が最適か」という視点を持って、各回線を選んでみてください。

次の章では、パターン別・ライフスタイル別に最適なインターネット回線を紹介しているので、インターネット回線の選び方に悩んでいる方は参考にして下さい。

パターン別で見る最適なインターネット回線の選び方

スマホで回線を利用する人

この章では、パターン別、ライフスタイル別に見る、最適なインターネット回線の選び方について解説していきます。

  1. 光回線
  2. WiMAX
  3. モバイルWi-Fi
  4. テザリング

この4つに回線について、それでは、詳しく解説していきます。

光回線

まずは光回線から。

もう一度、光回線の特徴について確認しておきましょう。

速度
極めて速い。日常生活はもちろん、仕事からゲームまで何でも対応可能。
安定性
極めて高い。緻密な安定性を求められるオンラインゲームも満足にプレイ可能。
容量
実質無制限。どれだけ使っても制限されることはない。
料金
高い。プロバイダ選びで大きく変わってくる。

簡単に言えば、「最高のインターネット環境を求めたい人」にこそおすすめな回線、それが光回線ですが、より具体的にどのようなパターン・ライフスタイルに適しているのかを確認していきましょう。

自宅で家族全員で使いたい人

光回線の最大のメリットとして、「容量制限がない」という点があげられます。

WiMAXもモバイルWi-Fiも、そして当然テザリングにも、「〜GB以上使ったら速度制限」という制約がついていますが、光回線はどれだけ使っても問題ないです。

したがって、「家族単位」での電話・インターネット回線を用意したいなら、間違いなく光回線がおすすめです。

というよりも、光回線以外の回線を家族単位で使用するとなると、常に速度制限に付きまとわれることになり、生活の質は著しく低下することになるでしょう。

特にインターネット盛りの子供達と同居しているなら、光回線の契約を検討してください。

在宅ワークの人

光回線をおすすめしたいライフスタイルとして、「在宅ワーク」があげられます。

現在、急速に進んでいる在宅ワークですが、どうやっても必要になってくるのが「安定したインターネット環境」です。

特に大人数でのビデオ会議ではデータ容量を非常に大きく消費しますし、安定した回線でないと音声や映像が途切れ途切れになってしまい、仕事に支障をきたすことにもなりかねません。

IT社会の今を生きるビジネスマンとしての生命線とも言えるのが、自宅でのインターネット回線だと言えるでしょう。

安定したインターネット回線を求められる状態で、下記のような無線環境でインターネットを引っ張ってくる場合、

  • WiMAX
  • モバイルWi-Fi
  • テザリング

これらのインターネット回線は、あまりおすすめできません。

そもそも無線という時点で安定性に欠けますし、電波障害などで干渉されるリスクも光回線の比ではありません。

一方で、光回線ならば抜群の安定性と無制限の容量を兼ね備えているので、万全の状態で日々の仕事に臨むことが可能になります。

また、何か問題が発生した場合でも、「最高のインターネット環境の光回線で問題が生じるならそれはもう仕方ないよね」という見方を持ってもらえるのも、1つの安心材料になるかもしれません。

趣味・娯楽と仕事は一線を画すものであり、そこに支障をきたさないように万全を期すというのは、ある意味当然のこととも言えますので、在宅ワークのインターネット回線を探しているなら光回線一択です。

ゲーマーの人

たった今、趣味や娯楽と仕事は一線を画すとお話ししましたが、趣味の中でも「オンラインゲーム」は、また別の意味で一線を画す存在だと言えるでしょう。

特にFPSやTPSといったシューティング系のゲームをプレイしている、あるいはフレーム単位での情報処理が求められる格闘ゲームをプレイしているゲーマーにとっては、光回線は喉から手が出るほど求めているインターネット環境ではないでしょうか?

そして、よくあるのが「FPSとか格ゲーはWiMAX(モバイルWi-Fi)だと安定してプレイできない?」ということですが、結論から言えば確かにプレイ自体はできますが、快適でストレスフリーなプレイングを期待すべきではありません。

そのため、ほんの数フレーム(一瞬)の遅延がそこそこの頻度で起こる程度なので、一般の方々からすれば何も気にならない程度の「誤差」だと思います。

しかし、ゲーマーにとってはこの数フレームの遅延があまりにも致命的であり、「結局、光回線じゃなきゃダメ」という結論に達することになるでしょう。

そのため、ゲーマーにとっては光回線一択です。
自宅に光回線が引ける環境なら、他の選択肢には目をくれず、今すぐに光回線との契約を結びましょう。

一方で、もし仮に光回線を自宅に引き込むことができない状態ならば、WiMAXのルーターから有線接続をすることが可能なので、「ルーターから有線接続」という環境を構築し、ゲームをプレイしてみることを推奨します。

WiMAX

続いてWiMAXをおすすめできる人について、紹介していきます。

WiMAXの特徴については以下の通りです。

速度
十分速い。日常生活を送る上では問題は発生しない。
安定性
地域によってまちまち。都市部では安定するが、地方ではそもそも対応していない場所も。
容量
速度制限あり。日常的にインターネットを頻繁に使うなら、多少ストレスに感じる。
料金
月額3,000円〜。契約先によって大きく変わってくるので、注意が必要。

このような特徴を持つWiMAXをおすすめできる人について、説明していきます。

固定回線を引けないが質の良い回線が使いたい人

WiMAXをおすすめできる人についてまず筆頭にあがるのが、「固定回線を引けないが、質の良い回線を使いたい」と考えている人になります。

先述のように、インターネット環境における理想は「光回線」であることに疑いはありませんが、一方で物理的なケーブルを敷設する工事が必要になるので、光回線の環境を整えることが現実的ではない方がいるのもまた事実です。

そういった方の「第二の選択肢」となるのが、WiMAXになります。

「工事不要で即日使用可能」という特徴を持っており、実店舗に足を運べば契約をした瞬間にルーターでインターネット回線がつながるため、お手軽さという点では光回線と比較にならないほどです。

これに加え、最大速度「440Mbps」と十分な速度、さらには月額3,000円からというコスパの良さは、光回線の代替手段として最も有力ではないでしょうか?

一方で、光回線と比較した時に、「速度制限」が最大のネックになってきます。

先述のように、WiMAXでは「3日で10GB」という制限が存在しており、これを超えてしまうと「翌日の18時〜深夜2時」の時間帯で速度制限がかかってしまい、光回線の「無制限」と比べると非常にストレス要因になることを危惧している方もいるでしょう。

しかし、速度制限時に適用される「1Mbps」という速度は、YouTubeの通常画質(720p)なら視聴可能なレベルであり、かつLINEやTwitterといったSNSならば十分満足に利用できる水準です。

したがって、速度制限後も「全く使えない」というわけではありませんので、この点は覚えておきたいポイントになります。

自宅と外出先の両方でWi-Fiが使いたい人

光回線とWiMAXを比較した時に、WiMAXにしかない長所として「携帯性」があげられます。

光回線は自宅に引き込む形になるので、当然外出先では利用できない一方で、WiMAXではWi-Fiルーターを自宅でも外出先でも使用することができるため、

  • スマホ回線の節約
  • 外出先での端末の使用

このような恩恵を受けることが可能です。

日本はまだまだ特定施設以外での公共Wi-Fiが普及しておらず、不便に感じられる場面が少なくないので、WiMAXの安定した回線能力と携帯性の高さを魅力に感じ、契約に踏み込む方は非常に多いです。

モバイルWi-Fi

続いて取り上げるインターネット回線が「モバイルWi-Fi」になります。

まずは特徴についておさらいしておきましょう。

速度
標準的。スマホやタブレットしか使用しないなら、問題は生じにくい。
安定性
概ね良好。
容量
速度制限あり。日常的にインターネットを頻繁に使うなら、多少ストレスに感じる。
料金
月額2,500円〜。契約先によって大きく変わってくるので、注意が必要。

概ねWiMAXと同様の特徴を兼ね備えているため、おすすめできる人も似通ってきます。

一方で、細かい部分が異なってきますので、確認しておきましょう。

固定回線が引けない地方在住の人

WiMAXとモバイルWi-Fiはほとんど同じものと考えている方が多いかもしれませんが、厳密に言えば少し違ってきます。

WiMAXは独自の回線網を使用することでインターネット環境を提供するサービスですが、モバイルWi-Fiは3大キャリアの回線を借りることで成立しているサービスです。

したがって、独自の回線網を構築するWiMAXだと、どうしてもカバーできないエリアが出てきてしまい、それが「地方」になってきます。

「地方」と言われても漠然としているので、以下のWiMAXが対応している範囲を「赤色」で示したマップについて確認してください。

こちらは本州のWiMAXがカバーしている対応エリアですが、首都圏はほとんどのエリアが赤で染まっていることが分かります。

一方で、山間部や人口が少ない地域になってくると、赤色に染まっていない地域が増えてきますから、そのような地域にお住いの方はWiMAXの使用が厳しい方が多いのが現実です。

そこで出番なのがモバイルWi-Fiです。

先述のように、モバイルWi-Fiは日本全国の居住エリアのカバー率ほぼ100%の3大キャリアの回線を使用しているので、WiMAXが安定して使用できない地域にお住いの方にもおすすめすることが可能です。

よって、モバイルWi-Fiをおすすめできるのは、「固定回線が引けない地方在住の人」になるため、該当する方はモバイルWi-Fiを検討してください。

テザリング

最後に紹介するインターネット回線が、テザリングです。

スマホをモバイルルーターのように使用することで、スマホ以外の端末でもインターネット回線を使用できるようになるため、いつでも・どこでもインターネット回線を手軽に用意できるのが最大の強み。

それ以外の特徴を、以下で確認しておきましょう。

速度
標準的。スマホやタブレットしか使用しないなら、問題は生じにくい。
安定性
概ね良好。
容量
スマホの契約プランによる。
料金
キャリア・プランによってまちまち。モバイルWi-Fiを契約する方が安くなることが多い。

では、テザリングをおすすめできる人を解説していきます。

頻度は高くないがインターネット回線を用意しておきたい人

テザリングがおすすめできる人として、「頻度は高くないものの、常にインターネット回線を用意しておきたい」というニーズを持っている人です。

ポイントになるのは「頻度が高くない」という点で、仮にこの頻度が高いならば、回線の質が高いWiMAXや、より安価に済むことが多いモバイルWi-Fiを契約した方が賢い選択になります。

というのも、テザリングはスマホ以外の端末でインターネット回線を使用することになるわけですが、パソコンやタブレットといった端末になると、データ容量を想像以上に早く消費してしまうからです。

各社のテザリングプランは、決して無制限というわけではなく、制限に達してしまうとテザリングだけでなくスマホの回線自体も速度制限がかかるため、あくまで「頻度が高くない」方に前提のインターネット回線だということを認識しておきましょう。

まとめ

現代を生きていく上で必須なインターネット回線の選び方について解説を進めてきました。

各回線に特徴があり、自分がどんなライフスタイルをしていて、どんなことをインターネット回線に望むのかで選ぶべきインターネット回線は大きく変わってきます。

仮にインターネット回線選びに失敗してしまうと、契約期間中に解約することになってしまうかもしれません。

こうなった場合、どこのサービスでも基本的には違約金を数万円単位で支払わなければいけないので、こういったことは選ぶ段階から未然に防いでいきたいものです。

皆さんのインターネット回線選びのお役に立てれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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